はじめて

みんなで一つのことを成し遂げた後のお疲れ会の席で、普段あまり喋らない友達がいろんな事を話してくれた。

指導先で一人一人と向き合っていたこと。でも踏み込みすぎないように考えて距離を保っていた。

すごいなぁと思った。

私も単発で指導に出向いた事はあるけれど、少しでもこの子達の今後の練習にいきる事を残して行こう、とそれしか考えられなかった。最後結果が出る瞬間に、その子達の喜んだ顔が見たいって、そこまで心から思えていなかった。

一見クールそうに見える人程、実は情に熱いのかな…

そのお疲れ会は、数人それぞれの良いところを口に出して、みんなで褒め合っていた。自分の喜びを、人が自分の事のように嬉しいって言ってくれるって、そんな嬉しい事ない。

幸せなひと時。ずっと浸っていたい。

私達は今、子供と大人の間にいると思う。子供と大人の違いってなんだろう。どこで境界線が引かれるのだろう。年齢を重ねたから大人だっていうのは違うと思う。この夜は、確実に一つ自分の内面が一歩大人に近づいたんじゃないかな。

人との出来事、思い出は忘れないけど、何を話したか、感じたか、言葉ってどうしても忘れてしまうもの。

それを残しておきたくて日記を書いていた。

でも、忙しい生活の中、筆を執る時間があまりない…

だからこういう形で始めてみようと思う。