気持ちが帰る

地元でお世話になっていた先生の発表会に参加してきた。
久しぶりに会う先生達、先輩、後輩、子供達。
先輩と会ったのは何年ぶりだろう。
あの時私の後輩にあなたを選んで本当に良かったと今でも思う と。嬉しかった。いろんな出来事があったからこそ今の自分がいるなって最近よく考えていたけど、そう思う内の本当の大本というか、原点が先輩に選んでいただいた事だった。それに気づいて、本当に感謝でいっぱいの気持ちになった。

先生方も、顔を合わせると、嬉しそうによく来たね、元気?って声を掛けてくれる。
息子ちゃんも変わらずみーちゃん!って呼んでくれて、ほっこりしたよ。身長伸びたね〜いくつ〜?って。

従姉妹にとっては初めての発表会で、いかにも緊張してますって感じで可愛いなぁと思ってたけど、いざ2人で連弾ってなったら先に準備完了して、せーのって言ってきて、逆に引っ張ってもらう感じになって、後になってすごくおかしく思える。演奏し終わった後の笑った顔が忘れられない。緊張がとけてピョンピョンして変な顔して。

自分の演奏も楽しんでできた。最近いつも考えて、考えて、助言を受けてまた考えて、、って事が多くて、今回は楽しく自分がやりたいように、思うがままにやろうと決めていた。
共演してくれた先生もいつもの通りそれにぴったりと寄り添ってきてくれて。もう最高の気分だった。
そういえばこの前、ピヨピヨ先生も、自分がやりたい事やっていいんだよって、最後に一言残して、ぽーんって心に響いた。
この前聞いた、誰の言葉だったろう。合唱コンクールの審査で、欠点のつけようのない完璧な団体が2つあった時に、どちらにするかは自分の直感に任せると。心にグッとくるものってあるんだ。
そう感じさせるのって、奏者の演奏に対する気持ちの大きさ?曲への愛?知識?それとも単純に魅せる力?その人の人間性
何だろう。
先月演奏した際は、友達に、みーちゃんの演奏って聴いてくれる人への感謝の気持ちが感じられて…って言ってもらえて、そういうのは初めてでとっても嬉しかったな。

共演してくれた先生は、みーちゃんの伴奏がないとなんか物足りないような気がしちゃうのよねって。
来年もまたルンルンしながら来れるといいな。

秋晴れ

快晴!でも空気は冷たくてひんやり。気持ちいいな。

一時帰省の為の大荷物ゴロゴロして、駅へ走ってたら、どこかでお気に入りのピアス落としちゃった…母からのお下がりで気に入ってたのに…
フックは危険だなぁ この前も激しめの曲吹いてる途中でブーン!って耳から飛んでったし…

一昨日、とても危険な状況で怪我をした。
あと一歩間違ってたらって思うと、恐怖で…
本当に私の人生が、がらって変わってしまってたかもしれない。
ショックが大きすぎたせいか、生まれて初めて貧血のような状態になった。
視界は眩しくて、音は遠のいてて、汗は止まらず、そこへ来て冷えのせいか腹痛が…
今度から貧血の人に出くわしたら、今までより優しくなれそう…

そういう事があった時に、駆けつけて来てくれる人がいるって幸せだなぁと。
いつもは厳しい上司の方も、とても心配してくれた。
自分を大切にねって言葉が響く。
人の優しさに触れた。
愛されて優しくなれて、その優しさ故に愛されて…

はじめて

みんなで一つのことを成し遂げた後のお疲れ会の席で、普段あまり喋らない友達がいろんな事を話してくれた。

指導先で一人一人と向き合っていたこと。でも踏み込みすぎないように考えて距離を保っていた。

すごいなぁと思った。

私も単発で指導に出向いた事はあるけれど、少しでもこの子達の今後の練習にいきる事を残して行こう、とそれしか考えられなかった。最後結果が出る瞬間に、その子達の喜んだ顔が見たいって、そこまで心から思えていなかった。

一見クールそうに見える人程、実は情に熱いのかな…

そのお疲れ会は、数人それぞれの良いところを口に出して、みんなで褒め合っていた。自分の喜びを、人が自分の事のように嬉しいって言ってくれるって、そんな嬉しい事ない。

幸せなひと時。ずっと浸っていたい。

私達は今、子供と大人の間にいると思う。子供と大人の違いってなんだろう。どこで境界線が引かれるのだろう。年齢を重ねたから大人だっていうのは違うと思う。この夜は、確実に一つ自分の内面が一歩大人に近づいたんじゃないかな。

人との出来事、思い出は忘れないけど、何を話したか、感じたか、言葉ってどうしても忘れてしまうもの。

それを残しておきたくて日記を書いていた。

でも、忙しい生活の中、筆を執る時間があまりない…

だからこういう形で始めてみようと思う。